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☆コンサート報告☆



第130回 中野慶理 ピアノリサイタル

会場風景
2013年3月21日(木)



☆ プログラム ☆

演奏者

 このコンサートも130回目となりました。今回は、皆さんよくご存知のピアニストの中野慶理氏をお迎えしました。
 前半はシューベルトの晩年のソナタという大曲、そして後半はシマノフスキによる海を水をイメージしたメトープを演奏されました。3月にしては肌寒い日でしたが、沢山のクラシックファンが響き渡るピアノの音色に耳を傾けられました。
 来月はヴァイオリンのパラシュケヴォフ氏、ピアノの村越知子氏をお迎えします。
 どうぞお楽しみに!!






会場風景 ・ 中野さんの熱演にしびれました。演奏の素晴らしさは勿論ですが、トークもなかなかのものでした。ピアノを習っている孫(小5)を連れてきましたが、少し難解のようでした。

・ 曲の中から立方体が飛び出してくるようなそんなイメージをもちました。中野さんの選曲には、いつも数学的なものを感じます。

・ シマノフスキという作曲家は知らなかったので、聴けてよかったです。また、今まで聴いたことがない音色で、情景が浮かんでくるようでとてもよかったです。

・ お人柄・情感・経験が音色を生み出しているなと感じます。難しいsentenceや言葉(用語)を減らして、少し身近なwordを用いて、客側の魅力を引き付ける所が良かったです。

・ 一年ぶりに中野先生のピアノを聴くことが出来、とても幸せでした。今回は指の動きのよく見える席に座りましたが、手を交差させて演奏するのがとても多い曲が続き、びっくりでした。先生の手から生まれる音楽をじっくり楽しませていただき有難うございました。

・ シューベルトのソナタ、Adurのソナタであると、最初、話して下さいましたが、2番目のAndantinoは、moll調な感じで意外でした。後半のダイナミックレンジが素晴らしかったです。私は4曲中、この曲が一番(良かった)好きです。シマノフスキは、初めて聴きました。ちょっと難しくわかりづらいと思いました。でも、不協和音の中にもいい響きもあり、時々は居心地良かったです。スクリャービンもわかりづらかったので、似てるかなと思いました。中野慶理さんの演奏は力強さの中に優しさを感じ、胸いっぱい、おなかいっぱいになりました。

演奏者 ・ シューベルトのソナタは、長らく大好きですが、めったに聴く機会がない大曲、名曲ですね。シューベルトのソナタはベートーヴェンを真似ているが形式的で、シューベルトは形式に縛られない作品の方が良く、ソナタは良くないという誤解がかつてありました。今日では、そのようなことはないと思いますが、それでも遺作といえば21番だけが突出して有名なのも変なものです。思い出しましたが、このソナタの2楽章を使用した「バルタザールどこへ行く」という映画。また、シューベルトのピアノトリオ第2番の2楽章が流れる「バリー・リンドン」。この2つの映画が、まさにこの名曲ゆえに忘れ難いものとなっています。