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☆コンサート報告☆



会場風景

第129回 藤村匡人・長谷智子 リートデュオ



2013年2月21日(木)



☆ プログラム ☆






演奏者

 夕方から霙が降り始めた大阪でしたが、沢山のクラシックファンのをお迎えする事が出来ました。

 今日はバリトンの藤村匡人氏、ピアノの長谷智子氏によるリートデュオをお届けしました。

 ドイツ留学時代からデュオを組まれたお二人。ご夫婦の息のぴったりあった演奏に、ドイツリートの魅力をたっぷり味わう事が出来ました。珍しい曲に出会えるのも、このコンサートの魅力です。

 来月は、中野慶理氏によるピアノリサイタルです。お楽しみに!!





会場風景
・ お二人共、本当にドイツリートを愛されているんだなと実感しました。特に長谷智子さんの解説は、私たちの目線で、とてもわかりやすくて、興味深いものでした。もっと聞きたいと思いました。今回ほどドイツ語が理解できれば...と思ったことはありません。

・ 初めて聴く曲ばかりであった。特に20世紀のリートを解説付で聴かせていただき、ドイツリートの深さを知ることができました。ありがとうございました。

・ 曲間にお話をして下さり、とても聴きやすく楽しめました。歌詞の一言一言が、メロディーの一音一音が、深く心に染み入る素晴らしいコンサートだったと思います。是非また、お二人の出演を希望します。

・ 生の歌曲、あまり聴いたことはなかったのですが、とても清らかな音声かつ強弱のある藤村さんのボイスが、印象に残っております。すてきなコンサートでした。

・ このところ数年間、イタリア語の世界に浸っていた私ですが、本当に久しぶりにドイツリートの世界に戻りました。私のような者にも、ドイツ語がこんなに明瞭に判るとは!本当に驚きでした。ドイツ語の詩の世界は本当に素敵でした。歌うというより語りかけられ、朗読されて世界が次々と広がる中で、ピアノが描き出す風景は本当に鮮明でした。改めてドイツリートにおけるピアノの重要さを思い知らされました。素晴らしい夕べを有難うございました。

・ バリトンが好きで、ドイツ語の響きが好きで、F=ディースカウのCDを片っ端から聴いています。「ヘルダーリン」が現代音楽になっていてびっくり。20世紀初めのヘルダーリン・ブームは、難解好みの流行みたいに思っていましたが、「難解さ」にもポエムがあるのですね(マシマロみたいな歌は、それはそれで好きとして)。「ヘルダーリンの世界」にひたらせていただきました。ありがとうございました。

・ ドイツリートというとシューベルトの曲をいくつか聴いた程度で、たぶん本日がドイツリートをしっかり聴いた人生初めての日だろうと思います。ヘルダーリンの詩は、時代の先を行っていたのだなあと思いました。またお二人の演奏を聴きたいと思います。



演奏者


このような感想をアンケートにて頂きました。

ありがとうございました。