米国インディアナ大学音楽学部卒業、同大学大学院修士課程修了。高校在学中に渡米、シカゴ交響楽団、シカゴポップス響と共演。インディアナ大学演奏家資格試験に最高点で合格。大学院では大学音楽学部の助手として後進の指導にあたり、修士課程を学長表彰を受けて修了。帰国後、神戸室内合奏団のコンサートマスターを務め、関西フィル、大阪シンフォニカーと共演する他、国内外でソロリサイタルを開催。第21回民音室内楽コンクール斉藤秀雄賞、05年度青山音楽賞(バロックザール賞)受賞。鷲見三郎、東儀祐二、江藤俊哉、J.ギンゴールド、R.パスキエの各氏に師事。現在、相愛大学教授。
桐朋学園大学音楽学部首席卒業、同大学研究科修了。ブリュッセル王立音楽院大学院に留学、文化庁在外芸術家研修員として学び、最優秀賞を得て首席卒業。ヴァイオリンを東儀祐二、曽我部千恵子、原田幸一郎、小栗まち絵、江藤俊哉、イーゴリ・オイストラフの各氏 に師事。また、ヘルマン・クレバース、イフラ・ニーマン、ルジェーロ・リッチ、フランコ・グッリ、イダ・ヘンデル、イゴール・オジム、アナ・チュマチェンコら各氏の教えを受ける。
93年日本音楽コンクール第1位、増沢賞、海外コンクール派遣特別賞等を受賞。96年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで最高位他、数々の主要な国際コンクールに入賞。
これまで、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、 九州交響楽団、メニューイン指揮=シンフォニア・ワルシャワ、ベルギー王立フランダース・フィルハーモニー、ハノーヴァー放送交響楽団、オランダ室内管弦楽団をはじめ、日欧の数多くのオーケストラと度々共演。ポーランド・ショパン音楽祭でのリサイタルをはじめ、日本、ロシア、ヨーロッパ、アジア各地でリサ イタルを行うなど、活発な演奏活動を展開している。99年ザルツブルク市長賞を受賞し、ザルツブルク音楽祭に出演。2000年には、アムステルダム・コン セルトヘボウ大ホールにおいて、フィリップ・アントルモン指揮=オランダ室内管弦楽団と共演する。
帰国した2002年には、音楽クリティック・クラブ奨励賞、ABC音楽賞・クリスタル賞、さらに、大阪市より咲くやこの花賞をそれぞれ受賞。
また、室内楽に対する関心も高く、アメリカのサンタ・フェやラ・ホヤ室内楽音楽祭に出演。2002年に室内楽グループ“Opus1”(オーパス・ワン)を結成、以来毎年個性的な演奏会を各地で続け大きな注目を集めている。
2005年以降最近では、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団等の各定期演奏会のソリストとして共演した他、ハンガリー・フランツ・リスト室内管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、群馬交響楽団等と共演。
2008年6月、デビューCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲」をリリースし、レコード芸術誌上で特選盤に選ばれた。
2000年創設時よりいずみシンフォニエッタ大阪のメンバー、2001年より毎年サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーを務め、2004年ヨーロッパ・ツアーにも参加。現在、相愛大学、兵庫県立西宮高校音楽科の非常勤講師。
大手前高校出身。東京芸術大学卒業,大学院修士課程修了。ヴィオラを兎束俊之、ウルリッヒ・コッホ、ジークフリート・フューリンガー各氏に師事。第9回大曲新人音楽祭優秀賞受賞。文化庁とアルベニス財団の奨学金で、スペイン・ソフィア王妃音楽院音楽祭、インドネシア・現代音楽祭に出演。NHK『名曲リサイタル』な放送番組にも多数出演。ソリストとして、京都市交響楽団・団友オーケストラ、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。オーケストラ・アンサンブル金沢を経て、関西フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者。いずみシンフォニエッタ大阪、なにはの梅組、アンサンブル・ヴィルトゥオーゾ鴻巣のメンバーとして室内楽や現代音楽の分野でも活躍中。
東京藝術大学卒業。第62回日本音楽コンクールで第1位・黒柳賞。アフィニス文化財団及びローム音楽財団の奨学生として、ドイツ・フライブルク音楽大学大学院留学、首席修了。青山音楽賞、松方ホール音楽大賞、兵庫県芸術奨励賞、名古屋市民芸術祭賞、名古屋音楽ペンクラブ賞などを受賞。また、兵庫県立芸術文化センターのシリーズで年間支持率No.1アーティストになった。
'93〜'96年大阪フィル首席チェロ奏者。いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。現在神戸女学院大学、相愛大学非常勤講師。
(林 裕 HP http://www.yutaka-hayashi.vc/)
大阪音楽大学音楽学部卒業。'73年大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。
'74年大阪ムジカ協会を主宰し、サロン・コンサート【小さなコンサート】を始める。以後、今日まで150回にのぼる室内楽定期演奏会を開催し、ソロや室内楽で活躍している。'77年ウィーン国立音楽大学に留学、ルートヴィッヒ・シュトライヒャー氏(Ludwig Streicher)に師事。特別演奏会に独奏で出演。'80年NHK洋楽オーディションに合格、【午後のリサイタル】に出演。'87年文化芸術家在外研修員として再度ウィーンに留学。'86年より大阪フィルハーモニー交響楽団のトップ奏者を務める。'79、'90、'94年、'03、'05、'06、'08年にリサイタル開催。
'08年、長年務めた大阪フィルハーモニー交響楽団コントラバス・トップ奏者としての定年を迎える。現在は、嘱託制度のコントラバス奏者として同楽団に在籍している。
相愛大学・大阪音楽大学・相愛高等学校・早稲田摂陵高等学校各非常勤講師。大阪ムジカ協会代表。兵庫県西宮市音楽協会幹事。
松村和男、西出昌弘、L.シュトライヒャー各氏に師事。
室内楽をS.フュルリンガー氏に師事。
神戸女学院卒業後、イタリア サンタ・チェチリア音楽院アカデミア・マスターコースに留学。リア・デ・バルベリース女史、カルロ・ゼッキ氏のもとで研鑽を積む。 エンナ国際コンクール第一位、ヴィオッティ国際コンクール第四位、ベッリーニ国際コンクール第三位他、数々のコンクールに入賞、帰国後も毎年のように渡伊、各地でリサイタルを行ない、RAI(イタリア国営放送)、ヴァチカン放送などにも度々出演する。 日本では、'91年モーツァルト没後200年記念リサイタルをはじめ、大阪を中心に10回を越すリサイタルを開催する一方、大阪フィル、京響、テレマン室内管弦楽団他と共演、ソロ室内楽、伴奏の分野で幅広い演奏活動を行なっている。CD「黒瀬紀久子シューベルトを弾く」T、U、小品集「心ゆれて」、「詩・彩・心〜モーツァルト集〜」をリリース。 日本演奏連盟会員、大阪芸術大学非常勤講師。