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コンサートの報告


第182回 2017年12月14日(木)

歌劇 人間の声  古瀬 まきを(ソプラノ)  遠藤 玲子(ピアノ)

 

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プログラム

 
 J.コクトー 作  F.プーランク 曲

  歌劇 人間の声

 第182回のプログラムは、ソプラノの古瀬まきを氏、ピアノの遠藤玲子氏による、オペラ『人間の声』でした。このオペラはジャン・コクトーの戯曲を原作とし、プーランクが作曲した一幕のモノオペラです。唯一の登場人物である女が電話で話す言葉のみで、物語は進んでいきます。
 素晴らしいソプラノとピアノ、そして字幕により、恋人に別れを告げられた女の揺れる心、悲しみ、絶望感などが見事に表現され、聴衆の心の奥深くに訴えかけました。

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◆ご来場者のアンケートより

響きの良い声、声量たっぷり、情感が溢れていて心の奥底から揺さぶられました。素敵な歌姫 ブラボー!今後のご活躍が期待されます。

大変な熱演で魅了された。モノオペラは演技も要求されるので、電話器一台を相手にお疲れさまでした。ピアノもメリハリがあり呼吸がぴったり合っていたと思う。

語るように歌うのは、フランス語の響きに良く合いますね。古いフランス映画の断片を見るような、シャンソンのコンサートのような・・・最後に「ジュテーム」と叫ぶのは長い長い恋の告白。ピアノもオケに匹敵する表現・迫力でした。有難う!

このオペラは初めてでしたが、引き込まれました。演技も声も素晴らしく、作品の持ち味を堪能しました。

可憐なイメージのソプラノだと思いましたが、大変な演技力・迫力に驚きました。珍しい曲をここで聴かせていただいて有難うございました。

 

 

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