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コンサートの報告


第180回 2017年10月12日(木)

ア・カペラ混声合唱  ザ・タローシンガーズ  指揮:里井 宏次

プログラム tsingers1

   B.ブリテン

    神よ、速やかに我らを救い給え
    大いなる神の栄光に

  シューベルト/千原英喜 編曲

    「冬の旅」より
      おやすみ
      菩提樹
      春の夢
      3つの太陽
      辻音楽師
  

  武満 徹

    死んだ男の残したものは
    小さな空
     

日増しに秋の深まりを感じる10月半ば、“クラシックファンのためのコンサート”初登場のア・カペラ合唱団、ザ・タロー・シンガーズによる第180回が開催されました。20世紀のイギリスの作曲家ブリテンの曲に始まり、無伴奏の混声合唱のために編曲されたシューベルトの3大歌曲の1つ「冬の旅」、そして武満徹の『うた』より2曲が演奏されました。指揮者を含む総勢18名の無伴奏のコーラスは見事なハーモニーを奏で、時には優しく包み込むように、そして時には迫力で圧倒し、その純正な美しい響きは聴衆の心を捉えました。

 

Tsingers2 ◆ご来場者のアンケートより

素晴らしいハーモニー。神への深い思いが伝わって来ました。シューベルトの美しいメ ロディの心打たれ、武満では女声の響きが心地良かったです。

アカペラで宗教曲で現代音楽というのが先ず、自分からは聴きに行く事の無いジャンル。大聖堂の中にいるような荘厳な気分になったり、SFものの音楽に入り込んでいるような気分になったり、不思議な体験でした。

圧巻でした。日本の歌、表情豊かなお顔と声にインパクトがありました。

アカペラでこれだけ歌いきるのはすごいですね。指揮がはっきりしていて良かったです。

 

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