桐朋学園大学音楽科在学中に読売日本交響楽団に入団、米国ジュリアード音楽院に留学、帰国後京都市交響楽団に招かれ入団。日本はじめ欧米などのフルートコンヴェンション、音楽祭、コンクールなどに招待され、リサイタル、室内楽、マスタークラス、審査員を行う。仏の作曲家兼ピアニストのJ.M.ダマーズ氏と開いたパリでのリサイタルがフィガロ紙に絶賛され、ダマーズ氏とのCD「パリの煌めき」が「音楽の友」誌にて「今月の一枚」に選ばれた。2016年4月より相愛大学音楽学部教授。昭和音楽大学客員教授、京都華頂高校音楽科特別講師、同志社女子大学音楽科、神戸女学院音楽学部、大阪音楽大学各講師。日本フルート協会副会長。
1970年 愛媛大学教育学部入学 オーボエを始める。1973年 委託制度により東京芸術大学音楽学部に委託される。1975年 委託終了愛媛大学卒業。ドイツ学術交換留学制度(DAAD)の奨学金を受けてデトモルト音楽大学に留学。滞独中ドイツバッハゾリステンなどで演奏。またバッハのカンタータなど多くの教会音楽を演奏した。1977年 大阪フィルハーモニー交響楽団の要請により首席として入団。1989年 大阪センチュリー交響楽団に入団。2002年まで首席を勤める。2012年3月退団。大阪バッハアンサンブルを結成。ソロや室内楽でも多くの演奏をしている。
岩崎勇教授、H.ヴィンシャーマン教授に師事。
大阪バッハアンサンブル代表。徳島文理大学講師。
神戸女学院大学音楽学部卒業後、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院アカデミア修了。エンナ国際コンクール第1位、ヴィオッティ国際コンクール第4位、ベッリーニ国際コンクール第3位ほか、数々のコンクールに入賞を果たす。以後、今日まで、イタリアやフランス各地でリサイタルを行い、イタリア国営放送やヴァチカン放送にも度々出演し好評を得る。
日本では、大阪を中心に数多くのリサイタルを開催するほか、大阪フィル、テレマン室内管弦楽団、京都市交響楽団と共演するなど、ソロ、室内楽、伴奏の分野で幅広く活動を行っている。
'98年CD「黒瀬紀久子シューベルトを弾く」T,Uを、'00年、魅惑の小品集「心ゆれて」を、'07年、「詩・彩・心〜モーツァルト集〜」、'11年「詩・彩・心〜バッハ インヴェンションとシンフォニア〜」をリリース。'16年4月、CCF・イタリア本部を置くアメリア市より名誉市民に認定され、市民権を授与される。
日本演奏連盟会員、大阪芸術大学非常勤講師。