1974年オーストラリア シドニー生まれ。イギリス国籍
メルボルン大学を卒業後、英国王立音楽大学、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。ウィーン国立音楽大学の学生時代よりウィーンフィルハーモニー管弦楽団及び、ウィーン国立歌劇場の契約奏者を長年務めた。
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーン放送交響楽団、ウィーン室内合奏団、シドニー交響楽団、メルボルン交響楽団、NHK交響楽団など、多くの世界的オーケストラでの演奏、レコーディングを幅広く行う。なかでも、2006年にトーマス クリスチャン アンサンブルのメンバーとして録音したCDが、名誉あるドイツ レコード産業最優秀賞を受賞した。
Pacific Music Festival (PMF) をはじめ、チロル音楽祭、ザルツブルグ音楽祭など、音楽祭にも数多く参加し好評を博す。
これまでに、故W.シュルツ氏に長年師事し、その他A.ニコレ、J.ゴールウェイ、V.リュカ、P.ガロワ、J.ベーカー、F.レングリ、J.バックストレッサー、P.エドモントデイビス、W.ベネット他各氏のマスタークラスを修了。
2005年から兵庫芸術文化センター管弦楽団の初代フルート奏者を務め、その後、2008年からソウルフィルハーモニー管弦楽団の副主席奏者を4年間務めた。
現在、国内外での活発な演奏活動に加え、後進の指導にも力を入れ、学生からの人気も高い。
2013年4月より神戸女学院大学音楽学部で後進の指導にあたっている。
インディアナ大学アーティスト・ディプロマ修了。ドイツ、フランスでも研鑚を積み、帰国後は演連コンサートを皮切りに国内各地でソロリサイタルを開催し好評を博す。室内楽にも意欲的に取り組み、堤剛、上村昇、トレヴァー・ワイ、ティモシー・ハッチンス、エミリー・バイノンなど、世界的音楽家からの厚い信頼を得て共演を重ねている。活躍は日本国内にとどまらず、韓国、台湾、中国、アメリカにて演奏会開催の他、アメリカのASTAコンクール、神戸国際フルートコンクールでは公式ピアニストを務めるなど舞台の場を世界に広げている。大阪樟蔭女子大学特別講師、武庫川女子大学非常勤講師。