大阪音楽大学卒業。イギリスへ留学。関西二期会45周年記念「ラ・ボエーム」ミミで本格的オペラデビュー後、「アイーダ」「蝶々夫人」「椿姫」の各タイトルロールでたて続けに出演。他に「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァン二」「つばめ」「ザネット」等に主演。また「第9」「レクイエム」のソロ、愛知県文化振興事業団「アウトリーチ・コンサート」、「西本智実in南座」(語り:黒柳徹子、案内:中井美穂、衣装:コシノヒロコ)蝶々夫人役で出演する等幅広く活躍。今年7月「トゥーランドット」トゥーランドット役(河内長野)、8月「全国二期会サミットコンサート」(東京文化会館)、11月関西二期会「コジ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役、来年5月三河市民オペラ「トゥーランドット」トゥーランドット役、出演予定。
京都市立堀川高等学校音楽科(現、京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て、東京藝術大学卒業。高橋大海氏に師事。
大学卒業後渡伊し、フィオレンツァ・コッソット、イーヴォ・ヴィンコ、エディット・マルテッリ、ダンテ・マッツォーラの各氏に師事。
1999年関西二期会35周年記念オペラ「ラ・ボエーム」のロドルフォでデビューし、その後「蝶々夫人」ピンカートン、「カルメン」ドン・ホセ、「ランメルモールのルチア」エドガルド、「椿姫」アルフレード、「リゴレット」マントヴァ公爵をなど、イタリアオペラを中心に主役を演じている。
ルーマニア、トゥルグムレシュで開催された「冬の音楽祭」ではオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」(演奏会形式)のトゥリッドゥ役で出演し、好評を得る。
平成13年度兵庫県芸術奨励賞、平成16年度神戸市文化奨励賞、平成20年咲くやこの花賞、平成22年度神戸キワニス文化賞ほか受賞。
現在、神戸女学院大学准教授。関西二期会会員。
京都教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院オペラ科修了。第22回藤堂音楽褒賞受賞。関西二期会オペラ公演《ドン・ジョヴァンニ》でレポレッロ役としてデビューし、歌唱、演技ともに高い評価を得る。その後、関西二期会を中心に様々なプロデュースにて《愛の妙薬》《フィガロの結婚》《蝶々夫人》《椿姫》など、数々のオペラに出演、これまでに70以上の役を演じ、いずれも好評を博す。特にその端正な音楽性と、存在感のある演技力による多彩な役作りには定評がある。オペラ以外では、ベートーヴェンの《第九》など、バロックから現代に至るまでオラトリオや宗教曲などのソリストとして著名指揮者、オーケストラとの共演も多い。関西二期会会員。
丸山勝次 (ピアノ・作曲)
京都市立堀川高校音楽科にて田中美鈴氏に師事、ミュンヘン国立音楽大学にてクラウス・シルデ氏に師事、ミラノ・ヴェルディ・コンセルヴァトワールのピアノ科を卒業。
1995年−1997年、Larissa Dedova(モスクワ・コンセルヴァトワール)教授のピアノ・マスターコースに参加。1997年、A.ヴィヴァルディ・コンセルヴァトワールの作曲科にて、リッカルド・ピアチェンティーニ教授に師事し、2007年、同学科終了。Giacomo Manzoni氏のフィレンツェでの作曲マスターコースに参加。主にオペラ歌手のためのコレぺティに重点を置き、オペラの研鑽を積む。2006年にはAosta(イタリア)国際映画音楽祭に作曲家として参加。ドイツに5年、イタリアに15年滞在し、20年ぶりに2007年帰国。2008年堺シティーオペラ30周年オペラガラコンサートにおいてコレペティ、通訳として参加。2009年10月より日本イタリア協会でマルチェッラ・レアーレ氏のもと通訳、コレペティを担当。ムジカA国際音楽協会員。2009年、京都芸術祭音楽部門で編曲・ピアノ伴奏が認められ「京都芸術祭京都市長賞」を受賞。2010年秋 日本イタリア協会主催、マセラッティー協賛 「高台寺音楽祭」に出演。
現在、通訳、編曲、作曲、ソリスト、室内楽・声楽の伴奏者として活動する。
URL http://katsujimaruyama.weebly.com