
第51回 2006年5月18日(木)
アンコール公演
アルゼンチンタンゴ
ピアソラの夕べ
〜H.クロッティ氏を迎えて〜
今回は特別にイシハラホール(3F)へ会場変更となります。
また、通常の演奏会形式のため、終了時刻は8時40分頃となります。
☆ プログラム ☆
☆ 演奏者の紹介 ☆
Hugo Crotti/ウーゴ クロッティ ヴァイオリン
アルゼンチンに生まれる。父A.クロッティから初期の音楽教育を受ける。後にブエノスアイレスの国立音楽院でM.ロセジェール氏にヴァイオリンを師事し、最優秀賞を授与される。その頃からすでにJoaquin do Reyes. Pedro Laurenz や Elvio Vardaro ら、当時のアルゼンチンタンゴ界の第一人者達のオーケストラで度々演奏する。
'54年には、フランス、パリへ移り、高等音楽院の教授、L.タリュエル氏とM.クリュ氏に師事する。
リュクセンブルグ・フィル、国立リヨン管弦楽団、ソリスト・ドゥ・リヨン合奏団等のメンバーを歴任の後、'79年には、リヨンの地方音楽院の教授となる。その間もA.ピアソラを始め、多くのアルゼンチンの音楽家と交流し共演を重ねる。
'78年に自らがコンサートマスター及び音楽監督を兼任する、パリ・ロクセロワ室内合奏団を創立し、ヨーロッパ、日本、アルゼンチン等各地に演奏旅行を行ない、多くの音楽フェスティバルに参加する。又'80年から'97年まで国立パリ管弦楽団のメンバーとしても活躍。パリで室内合奏団を率いてピアソラに捧げるオール・ピアソラプログラムのコンサートをプロデュースし大成功を収めている。
共演
イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院アカデミア、ヴァイオリン・ソロ及び室内楽コースを満点、日本人初のスカリア賞を得て卒業。
シエナのアカデミア・キジャーナの室内楽のコースではペーテルロンゴ賞を受賞する。マリア・カナルズ国際コンクールで第一メダル、ヴィットリオ・グイ・国際コンクールで第四位に入賞。
横山莞五、F.アーヨ、P.カルミレッリ、A.ローザンド諸氏に師事。
イタリアのスカンノ音楽祭及びベネベント音楽祭でソリストとして、リサイタルやオーケストラ伴奏のコンチェルトを演奏し好評を博す。その他ヨーロッパ及び国内で数多くのリサイタルを開催。また、'93年からは毎年パリ・ロクセロワ室内合奏団のソリストとして度々パリに招かれ演奏し好評を得る。'93年同合奏団との共演のライブ録音によるハイドンのコンチェルト ハ長調のCDが発売されている。
関西弦楽研究会理事、日本弦楽指導者協会関西連合会理事。
神戸女学院卒業後、イタリア サンタ・チェチリア音楽院アカデミア・マスターコースに留学。リア・デ・バルベリース女史、カルロ・ゼッキ氏のもとで研鑽を積む。
エンナ国際コンクール第一位、ヴィオッティ国際コンクール第四位、ベッリーニ国際コンクール第三位他、数々のコンクールに入賞、帰国後も毎年のように渡伊、各地でリサイタルを行ない、RAI(イタリア国営放送)、ヴァチカン放送などにも度々出演する。
日本では、'91年モーツァルト没後200年記念リサイタルをはじめ、大阪を中心に10回を越すリサイタルを開催する一方、大阪フィル、京響、テレマン室内管弦楽団他と共演、ソロ室内楽、伴奏の分野で幅広い演奏活動を行なっている。CD「黒瀬紀久子シューベルトを弾く」T、U、小品集「心ゆれて」をリリース。
大阪芸術大学非常勤講師。
