左;村越伸子(ヴァイオリン)、右;村越知子(ピアノ)
4歳よりピアノを始め、11歳で毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール小学校の部・西日本大会第1位。中学生の頃からオーケストラとの協演などで活躍。1983年イタリア、セニガリア市国際ヤングピアニストコンクールで第1位受賞。1984年渡欧、パリ、エコール=ノルマル音楽院、イタリア・ビエッラ国際アカデミー、国立トリノ音楽院にて研鑽を積む。ヴィオッティ=ヴァルセージア(1984)、パヴィア、スルモーナ(1994)などの国際コンクールで第1位受賞。これまでに、故・金澤益孝、アルド・チッコリーニ、ボリス・ペトルシャンスキーの各氏に師事。1995年より2002年まで、元ミラノ音楽院教授、エリ・ペロッタ氏のマスターコースの助手を務めた。
現在はイタリアのミラノに住み、後進の指導にあたる他、ソロ、室内楽の分野で演奏活動を行っている。1997年大阪、東京でのABCフレッシュコンサートに出演以来、バルトーク弦楽四重奏団やテレマン室内管弦楽団、N響メンバーによるモーツァルトオーケストラ、アンサンブル神戸との協演、リサイタルなど、毎年日本でも演奏活動を行っている。2003年と2004年、2年連続で元ウィーンフィルコンサートマスターのV.パラシュケヴォフと協演した日本でのコンサートツアーでは絶賛を博した。
2001年度青山音楽賞受賞。
7歳よりヴァイオリンを始める。京都市立堀川高校音楽科、東京藝術大学卒業後、イタリアに留学。ビエッラ市国際音楽アカデミーでC.ロマーノ氏に、クレモナ市“ワルター・スタウファー”アカデミーマスターコースでS.アッカルド氏に学ぶ。ナポリ、“G.アスタリータ”国際コンクール第3位、トルトーナ国際コンクール、ヴィニョーラ国際コンクールでは、姉、知子とのデュオで室内楽部門第1位を受賞。
これまでに関西フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル神戸などと協演、またサンクト・ペテルスブルグでもソリストとして演奏している。
現在、イタリアを中心に、ソリスト、室内楽奏者として演奏するほか、各地のオーケストラにコンサートマスターとして招かれている。
これまでに中田雅子、故・東儀祐二、曽我部千恵子、田渕洋子、浦川宣也、C.ロッシの各氏に師事。